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「消費税増税反対」と声をあげデモ行進する参加者。左は前島氏=13日、さいたま市大宮区

3.13重税反対全国統一行動に呼応して13日、埼玉県内各地で集会とデモ行進が行われました。

さいたま市大宮区の高鼻コミュニテイセンターで開かれた集会には、自営業者ら約120人が参加。「消費税増税反対」「中小業者に仕事をまわせ」とコールしながら、会場から大宮税務署までデモ行進し、集団申告しました。

集会であいさつした桑原利久実行委員長は、安倍政権について「大企業には減税しながら、低所得者には消費税増税や社会保障切捨てを押し付けて軍事費は増やすなど、税金の取り方と使い方がおかしい。声をあげましょう」と呼びかけました。「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお市長候補もあいさつし、現市政につい、強権的な税の徴収を行っていることや、市民の福祉よりもビッグイべントや大型開発を優先していることを批判。「市民のための巾政実現へ、先頭に立で頑張ります」と訴えました。


「原発いらない」と声をあげて歩く参加者=11日、所沢市

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から11日で6年たちました。首都圏各地でも、原発ゼロを訴える宣伝や被災者支援の集会などが取り組まれました。

避難者の思い聞く 所沢

地域から原発ゼロの声をあげようと、埼玉県所沢市で「さよなら原発大パレード」が行われ120人が参加しました。

西武所沢駅西口に集まった参加者は、それぞれの「原発ゼロ」への思いを書いたプラカードを持って出発。「再稼働反対」「みんなの力で原発なくそう」と声をあげアピールしました。


さいたま市大宮区の三橋公民館の俳句会員が詠んだ「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句が、公民館だよりへの掲載を拒否された問題で、作者が俳句の掲載を求めて市を訴えている裁判の第10回口頭弁論が10日、さいたま地裁で聞かれました。

裁判では、不掲載を決めた当時の三橋公民館館長と公民館だより編集職員、大宮区の拠点公民館の桜木公民館館長の3人の証人尋問が行われました。3人はいずれも、俳句の「中立性」を問題にしたと強調しましたが、根拠や基準は示せませんでした。

訴状などによると、2014年6月、三橋公民館は「梅雨空に~」の句の不掲載を作者に告げ、7月、根拠として、公民館の特定政党の利害に関する事業を禁じた社会教育法23条などを示したものの、12月に誤りだったとして撤回。しかし、「公民館は公平・中立であるべき」との判断を再度示して、現在も掲載を拒んでいます。


日本共産党埼玉県委員会は10日、2019年参院選埼玉選挙区(改選数3)に、党県民運動委員長の伊藤岳氏(57)=新=を擁立すると発表しました。

伊藤氏の略歴 文教大学卒。民青県委員長、党さいたま地区劃委員長などを経て、現在、党県常任委員。10年、13年、16年参院埼玉選挙区候補

(「しんぶん赤旗」3月11日付より)


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