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塩川鉄也衆院北関東比例候補=現=は4日、埼玉県内での街頭宣伝、東京電力福島第一原発事故の避難者訪問などを行い、「安倍政権の暴走政治にストップを」と訴えました。

上尾市のJR上尾駅前では、戸口佐一埼玉6区候補とともに、「今度は安倍政権の5年間を問う選挙だ」と訴え、憲法違反の法律を通した責任は大きいと主張しました。通りかかった男性(60)は、「民進党に入れていたけど、今度は共産党に入れる。野党共闘の姿に共感している」と語りました。

加須市では、林ひでひろ埼玉12区候補とともに、福島県双葉町からの避難者を訪問しました。

農家の鵜沼久江さん(64)は、「帰りたいけれど帰れない。お金(東電が買い上げた土地の代金)があっても、こちらで職を見つけるのが困難」だといいます。「お金だけの問題ではない。高齢者がこれまでの生活を奪われて気力をなくして家族に八つ当たりする例も問きます。若者は6年間も職がなく、働く意欲を失っている」と話し、政府の責任の重大さを訴えました。

夫婦でそば屋を営んでいた前田孝子さん(66)は、「事故が収束していないのに、安倍首相はインドで原発を売る話をしている。一体どういうことか」と不満をぶつけます。前田さんは被災者支援を重視して原発再稼働を許さず、原発ゼロをめざす日本共産党に期待を寄せます。

塩川氏は加須市の担当者に対して避難者支援の継続をもとめ、「加害責任のある東電に原発再稼働を認める安倍政権を退陣させたい」とのべました。

(「しんぶん赤旗」10月6日付より)


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