市民と野党で改憲阻止へ 埼玉の地域連絡会が交流会
さいたま市で8月29日、地域から市民と野党の共闘を進める「地域連絡会」の交流会が開かれ、埼玉県内の各地の取り組みを交流し、改憲阻止などの今後の運動について議論しました。
地域連絡会は、安保法制廃止、立憲主義の回復をめざす「オール埼玉総行動実行委員会」が呼びかけたもので、県内15の全小選挙区で結成されています。
各区連絡会の代表から、数百〜850人の参加で成功した結成集会の様子や、街頭演説、学習会、シンポジウムなどの活動が報告。粘り強い働きかけで、多くの区で各野党が参加しての活動になっていることが語られました。
「政策協定」を具体化するため、各党小選挙区候補に協定案を申し入れたり、協議を重ねたりするなどの取り組みも報告。連合との共闘を進めるため関係者との懇談を進めている様子なども話されました。
オール埼玉総行動実行委員会は、安倍首相が狙う憲法への自衛隊明記を阻止するとの基本方針と、▽改憲に反対する地方議会請願を進める▽再度の1万人規模集会の開催▽近日提起される全国署名に取り組む—との行動方針を提起し、各連絡会での討議と具体化を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」9月2日付より)