日本共産党の活動

【受賞スクープの裏側】記者はどうつかんだ!?自民・裏金非公認候補に2000万円

しんぶん赤旗2025/5/31 より
公益社団法人・日本外国特派員協会は、自民党派閥を巡る一連の裏金報道で「日本の政治体制を揺るがした」として、「しんぶん赤旗」を、2025年「報道の自由賞・日本賞」に選びました。同協会は30日夜、授与式を開き、受賞者を公表しました。小木曽陽司・赤旗編集局長、三浦誠編集委員・社会部長が出席し、小木曽氏が受賞スピーチ(全文)をしました。(関連記事)
授賞理由で、「『しんぶん赤旗』は自民党の不正な政治資金スキャンダル、特に党内派閥内でのキックバックの摘発できわめて重要な役割を果たした」「最大のスクープは、選挙期間中に自民党本部がスキャンダルを起こした無所属候補に2000万円を流していたことを明らかにしたことだ」と紹介。その活動を、「民主主義における独立したウオッチドッグ・ジャーナリズムの重要な役割を証明するもの」とたたえました。
日本外国特派員協会は1945年に、アジア・太平洋戦争終結に伴い日本に着任した外国メディアのジャーナリストらが設立しました。報道の自由賞は「報道の自由の価値に貢献した優れた」メディア組織などに与えられます。「赤旗」の一連の報道はこの間、JCJ大賞、日隅一雄・情報流通促進賞、アンビシャス賞などを受賞しています。
小木曽氏はスピーチで、授賞に感謝を表明するとともに、大手メディアではなく、「赤旗」に、権力監視のスクープが相次ぐのは、どんなタブーもなく、「政治のゆがみ」に切り込む立場を持っているからだと説明。そういう問題意識を共有する記者たちの努力と、日本共産党の機関紙であることが、スクープ再生産の力になっていると強調しました。
ウオッチドッグ・ジャーナリズム 調査報道で権力を監視する番犬としての役割を果たすジャーナリズムのこと。
ユーチューブで担当記者ら対談
 昨年の総選挙で自民党非公認候補へ2000万円を提供したスクープについては、担当記者らの対談を31日午後7時から「赤旗YouTubeチャンネル」で配信します。


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